NORIの釣り遠征スタイルhttps://tsurisampo.blog磯や離島で釣りを楽しんでますThu, 06 Feb 2025 11:48:56 +0000jahourly1釣り人あるある「ラスト1回!」が止まらない理由https://tsurisampo.blog/?p=171Thu, 06 Feb 2025 11:48:55 +0000https://tsurisampo.blog/?p=171釣り場で「次でラストにしよう」と決心するものの、その「ラスト1回」を何度も繰り返してしまった経験、ありませんか?つい「もう一投…」とロッドを振ってしまう――釣り好きならきっと共感できる釣り人あるあるでしょう。実はこの現象、心理学や行動経済学、さらには脳科学の視点から見るとちゃんと理由があるんです。今回は、釣り人がやめ時を見失うこの不思議な現象について、分かりやすく解説してみたいと思います。

これは独断と偏見で調べてみた・考察してみたシリーズです。
信頼性は保証しません。あくまでエンタメとして見てください(笑)

部分強化のワナ:「たまに当たる」が人をハマらせる

まず最初のポイントは「部分強化」という心理現象です。これは簡単に言うと、「毎回ではなく時々ご褒美(報酬)がもらえるほうが、行動は長続きしやすい」というもの。【心理実験の豆知識】ネズミの実験で、レバーを押すと毎回エサが出る場合と、ランダムでしか出ない場合を比べると、ランダムでもらえる方がネズミは執拗にレバーを押し続けるそうです。人間も同じで、不確実なほうがハマりやすいんですね。

釣りはまさにこの部分強化の典型です。毎回魚が釣れるわけではありませんが、たまに大物がヒットするからやめられない!「次こそは…!」という期待が常にあるので、延々とキャストを続けてしまいます。心理学者B.F.スキナーも「ギャンブルは代表的な変動比率スケジュール(=部分強化)だ」と述べていますが​釣りもある意味ギャンブル的な要素があるんだと思います。

「惜しい!」がさらに火をつけるニアミス効果

釣りをしていると、餌だけかじられて針にかからなかったり、水面まで魚影を追いかけてきたけど食いつかなかったりと、「うわー今の惜しい!」という場面がありますよね。実はこの「惜しい体験」こそ危ない(?)んです。

人間の脳は、勝ちに近いハズレ=ニアミスでも結構な興奮を覚えるようにできています。研究によれば、スロットマシンであと絵柄一つで大当たりというハズレが出た時、ギャンブラーの脳はドーパミンがドバッと出て「やった!…じゃないのに何故か嬉しい!」という反応を示すとか​。これが「次はイケるかも!」という気持ちを生み、行動を継続させる原動力になります。

釣りに置き換えると、例えば大物がヒットしたのに途中でバレてしまったとき。めちゃくちゃ悔しいんだけど、同時に心臓バクバクですよね?それは脳内報酬系が刺激を受けて興奮している状態です。「惜しいバラシ」は釣り人の闘志に火をつけ、「まだ終われない!」と感じさせる最高のスパイスなのです。

「坊主はイヤだ!」損失回避バイアス

釣り人がやめられないもう一つの心理に損失回避バイアスがあります。人間は得をすること以上に、損をすることを強烈に嫌う性質があります​。釣りにおける「損失」って何でしょうか?…そう、それは坊主(魚が一匹も釣れないこと)ですよね。

せっかく早起きして出かけたのに坊主で帰るのは悔しい。時間と労力を無駄にしたように感じてしまう。この「損したくない!」という思いが強いほど、人はリスクを取ってでも行動を続けがちになります。「もうちょっと粘れば1匹くらい釣れるはず…!」と考えてしまうわけです。

経済行動学ではこれをサンクコスト効果とも関連付けて説明します​。すでに投下したコスト(時間・体力・お金)が惜しくて、引くに引けなくなる心理です。釣り場でも「あれだけ頑張ったんだから、このまま帰るのはもったいない」と感じてしまいますよね。これこそがズルズル延長の大きな理由でしょう。

まぁギャンブルと違って釣りは続けてもいいと思いますが(笑)

「最後の一投」のはずが…心理的リアクタンスと後悔

面白いことに、「次で最後!」と自分で区切りを宣言すること自体がプレッシャーになってしまう現象もあります。心理学では心理的リアクタンスと言って、人は自由を制限されると反発したくなる性質があります​。自分で「終わり」を決めたのに、それに自分で逆らうって変な話ですが(笑)、要は「本当に終わりにしたくない!」という心の声が出てきてしまうんですね。

また、「ここでやめたら後で後悔するかも…」という後悔回避の心理も働きます​。釣り人なら誰しも想像したことがあるはずです。「もし今片付け始めた瞬間にボイルが起きたら…」「帰った直後に他の人が大物を釣り上げたら…?」考え出すとキリがありませんが、そのもしもを見届けずに帰るのが怖いと感じるみたいです。で、「じゃあもうちょっとだけやっていこう」と延長戦に入ってしまうわけです。

要するに、「ラスト一投!」という言葉とは裏腹に、釣り人の心の中では「やめたくない!」「後悔したくない!」という気持ちが渦巻いているんです。

脳内で何が?ドーパミンと快感のサイクル

さて、心理面は色々分かってきましたが、実は脳内物質の観点からもこの現象を説明できます。鍵となるのはドーパミンです。ドーパミンは脳内の神経伝達物質で、何か楽しいことや嬉しいことがあると出る物質です​。そして一度ドーパミンが出ると「もっとそれをしたい!」と人に思わせる作用があります。

釣りで魚がかかった瞬間、アドレナリンも出ますがドーパミンも出まくっています。だからものすごく気持ちいい。釣り人がニヤニヤして「ヨッシャー!」とガッツポーズするあの瞬間ですね。そして困ったことに(?)、その快感を覚えてしまうと脳は学習します。「この場所でこのルアーを投げればあの快感が得られたぞ。またやろう!」と。これが強化学習と呼ばれる脳の仕組みです。人は快感を覚えた行動を繰り返そうとするんですね。

しかも釣りの場合、いつその快感が得られるか分からないのがミソです。ドーパミン研究の面白いところで、実は「今からご褒美がもらえるぞ」と期待している段階でもうドーパミンは出ているんです​

不確実だからこそ期待値が高まり、ドキドキワクワクしてしまう。それが延々続くと考えてみてください。脳は常にご褒美待ちの興奮状態にあるわけで、これではなかなかクールダウンして帰ろうという気持ちになれないですよね。

ランナーズハイと釣り人ハイ?

長時間釣りをしていると、不思議と疲れを感じなくなる瞬間ってありませんか?朝から立ちっぱなしで普通に考えたらクタクタのはずなのに、「あと1時間やれるぞ…!」みたいな妙なハイ状態になることがあります。これ、運動好きの人がいうランナーズハイにちょっと似ています。

ランナーズハイはマラソンなどで長く走ったときに訪れる陶酔感で、脳内のエンドルフィンエンドカンナビノイドという物質が関与しています​。これらは体の痛みを和らげたり幸福感をもたらしたりする天然の麻酔・多幸物質です。釣りでも、キャストを繰り返すリズム運動や新鮮な空気、集中状態などによって、こうした物質が適度に分泌されることが考えられます。

特に魚とのファイト(やり取り)中はアドレナリンが出て痛みや疲労を感じにくくなりますし、釣り上げた後もしばらくは興奮冷めやらずハイな気分ですよね。足が棒になっているのに気づくのは釣りを終えて車に乗った途端…なんて人も多いでしょう(笑)。このように体内麻薬によって疲労感がマスキング(隠蔽)されていると、余計に「まだ大丈夫、やれる」と感じてしまい、釣り続行の一因になります。

まぁどちらかというと、爆釣した日はそのままアドレナリン出まくって寝ずに帰れたり、帰宅後も片付けができちゃうパワーがこれを指すかもしれませんね(笑)

終わりに:付き合い方次第で最高の趣味

ここまで見てきたように、釣り人が「ラスト1回」を繰り返してしまうのには、人間の心理と脳の両面からいくつもの理由がありました。まとめると:

  • 部分強化とニアミスが釣り人の闘争心に火をつける​
  • 損失回避や後悔の恐れで粘りがちになる​
  • 脳内報酬(ドーパミン)が快感ループを作り出す​
  • 疲労麻痺(エンドルフィン効果)でやめ時の判断が鈍る​

といったところでしょうか。
こう考えると、「あと1投!」を繰り返す自分をあまり責めなくてもいい気がしてきませんか?それは人間として自然な反応なのですから。

もっとも、「釣りは計画的に」の精神も大事です。翌日の仕事に差し支えるほど無理をしたり、家族との約束を破ったりしてしまっては元も子もありません。自分の心と脳の性質を理解した上で、ほろ苦い自己ツッコミを入れつつ上手にやめ時を見極めるのも、釣り人の腕の見せ所かもしれません。

とはいえ…釣り場で夕暮れ時、「そろそろ帰らないと」と思いつつロッドを持つ手が勝手にもう一度キャストしてしまう。その気持ちは、やっぱり何にも代えがたい釣りの醍醐味なんですよね。
皆さんも、この不思議な現象とうまく付き合いながら、安全に楽しく釣りを続けてください。それでは、次こそ本当にラスト一投!良い釣りを!🎣

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近年で変化した宮城の海。釣れるようになった魚https://tsurisampo.blog/?p=167Sun, 05 Jan 2025 13:15:32 +0000https://tsurisampo.blog/?p=167

ここ10年ぐらいで宮城の海は大きく変化しました。東日本大震災襲来前から少しずつ変化しているものの、近年は加速度的に変化してると感じています。地球温暖化の影響という言葉では片付けるのは簡単ですが、大きな要因は黒潮の接岸によ ... ]]>

ここ10年ぐらいで宮城の海は大きく変化しました。東日本大震災襲来前から少しずつ変化しているものの、近年は加速度的に変化してると感じています。地球温暖化の影響という言葉では片付けるのは簡単ですが、大きな要因は黒潮の接岸による海水温の上昇が原因と言えます。そもそも黒潮の大蛇行は地球温暖化がもたらしているというのもありますが、諸説あるので割愛します。

釣れるようになった魚

近年あきらかに増えた魚を列挙していきます。SNSや知り合いの情報を通じて船や陸っぱり問わず確認できた魚種は、カサゴ、キジハタ、マハタ、クエ、アカハタ、クロホシフエダイ、キビレ、イシガキダイ、コブダイ、タチウオなどです。他にも色々いますが、思い出したら追加していきます。死滅回遊魚も多いと思いますが、何にせよ昔じゃ釣れなかった魚が釣れています。フエダイ系の稚魚は釣れ始めているので、田代島や網地島あたりに行けば夏タマンやシブダイが釣れる可能性があります。あくまで推測ですが。。。

釣れてはいたけど増えた魚

青物系は昔から釣れていましたが明らかに増えたと感じています。ブリ、カンパチ、ヒラマサは宮城の堤防で確認されています。牡鹿半島の泳がせ釣りで青物やヒラメを狙う人も増えていると感じてます。シロギスなども昔より数釣りが楽しめるようになっていると感じています。また真鯛なども増え、近年では真鯛専用の釣り船も増えているんだとか。イカ釣り船とかもおなじように増えています。

釣れなくなった魚

ワカサギによく似た魚と知られるチカはもう何年も釣れたという情報が入ってないです。サケも採れなくなったと聞いています。今は養殖が主なんだとか。

また、投げ釣りでもう真鱈は釣れないかなと思ってたりしましたが、最近釣れたという情報を聞きました。ちなみに私が好きなアイナメやカレイについては引き続き釣れているようで安心しています。

魚種だけなら豊富に取れそう

幸いカレイやアイナメといった魚は良型釣れますし、温暖系の魚も良型が釣れ比較的バランスの良い釣り場となっていると感じています。しかし、このまま海水温が上昇すればどの魚種も中途半端な大きさしかいない海になりそうな気がしています。

宮城県で釣れる魚種は増えなくてもいいので、もともといる魚が釣れ続けることを願っています。

今回は近年感じている宮城の海というテーマで感想を述べてみました。おしまい

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神津島で釣りするなら知りたい情報まとめ【釣り場、移動手段、島事情など】https://tsurisampo.blog/?p=108Sat, 24 Aug 2024 09:26:05 +0000https://tsurisampo.blog/?p=108

神津島は初心者でも気軽に釣りができ、驚くような大物や高級魚が釣れる夢のような島です。東京からもアクセスが良く、一度ここで釣りした人はいつもの釣り場で釣りができなくなるぐらい満足される方もいらっしゃいます。東京都で一番釣れ ... ]]>

神津島は初心者でも気軽に釣りができ、驚くような大物や高級魚が釣れる夢のような島です。東京からもアクセスが良く、一度ここで釣りした人はいつもの釣り場で釣りができなくなるぐらい満足される方もいらっしゃいます。東京都で一番釣れる島と表現する方もいるぐらいです笑

そんな神津島ですが、私が初めて行った当初は情報が少なく、試行錯誤し少しずつ快適な釣り遠征ができるようになりました。神津島に行くなら、絶対知っておきたい情報を余すことなく紹介していきたいと思います。

ボリューム感ある記事になるため、ぜひこのブログ記事をブックマークしていただき、目次で気になる情報から見ていただければと思います。新しい情報がはいれば適宜更新したいと思います。

神津島に行くと決めたらまず宿を予約する

何よりも宿と交通機関の確保です。神津島に限らず東京諸島は野宿が禁止されており、必ず宿泊先を取る必要がございます。注意したいのが、寝ずにずっと釣りするなら宿はいらないという考え方。これも野宿にあたり村条例で禁止されているので必ず宿をとりましょう。警察官や地元の方が巡回しており時々宿がどこか聞かれます。当日宿がない人は強制送還となるか、急遽開いている宿に宿泊することになりますが、当日予約は島民に大変迷惑がかかる行為となりますので絶対やめましょう。詳しくは神津島へご来島を計画中の皆様へ をご参照ください。

宿泊は島にとって貴重な収入源でもあります。観光資源や島民の生活を支えてるという意味でも、島の経済に貢献しましょう!

神津島の行き方や交通手段

宿が確保できたら交通手段を決めます。飛行機または船での渡航となります。
初めての方は、こちらhttps://www.islandaccess.metro.tokyo.lg.jp/ で比較する便利です。

下記は私の主観をまとめます。

手段特徴注意点URL
東海汽船 フェリー荷物が多く運べる
朝早く到着する
寝てる間に到着する
移動時間が長いhttps://www.tokaikisen.co.jp/
東海汽船 ジェット船移動時間がフェリーよりも短い荷物制限ありhttps://www.tokaikisen.co.jp/
神新汽船 フェリー車も運べる
他の船よりも早く本土(下田)に着く
欠航率がやや高い
時刻表が2日に一度変わる
https://shinshin-kisen.jp
新中央航空 飛行機最も早く本土に着く 45分!荷物制限あり
フェリーよりも欠航率が高い
https://www.central-air.co.jp/

【船の注意点】到着する港は天候次第で変わる!

船着き場は2箇所あり、天候によって前浜か多幸湾になります。多幸湾で降りる場合、中心街の前浜まで徒歩だと絶望的な距離なので、送迎付きの宿に泊まるか、レンタカーの手配がおすすめです。レンタカーはアースレンタカーさんがオススメです。タクシーや村営バスもありますが、当日タイミングが合わず利用できない可能性があるため、島内の移動手段は事前に決めておくことがベストです。村営バスについては役場のページから参照できます。https://www.vill.kouzushima.tokyo.jp/transport/

飛行機利用の注意点

神津島の飛行機は南と北風に弱いです。霧が出てる場合も注意です。新中央航空のホームページに天候調査中というステータスになったら、全額返金対象になります。代替手段としては、東海汽船のフェリー(10:30発)、ジェット船(13時頃発)などになります。窓口または電話で予約すると良いでしょう。天候調査中のステータスチェックは朝7時ぐらいにでます。繁忙期のジェット船などは満席の可能性があるため、前日時点でのキャンセルも検討してください。

島内での移動手段

主な移動手段は以下の通りです。いずれも早めの予約をオススメします。当日になっての予約はオススメしません。レンタカーされる際は釣りをすることを必ず話しましょう。

お店の営業時間や支払手段

大体夜19時ぐらいに閉まるお店が多いので、食べ物などは事前に購入しておくことを進めます。またGoogle MapなどWebに掲載されている営業時間はあてにならないことが多々あるので、電話で確認が無難です。現金オンリーな店が多いですが、キャッシュレスはわりと普及してます。しまぽに対応しているところであれば、しまぽ利用をオススメします。

釣具屋

松善釣具店と神津島製氷釣具店になります。氷やオキアミ、キビナゴなど買えます。どちらも18時ぐらいに閉まり、営業は朝7時開始なので夜釣り・朝釣りされる方は早めに行っておいたほうが無難です。

松善釣具店

神津島製氷釣具店

スーパーマルハン

お昼前後に行くと美味しいお寿司が大量にあるのでオススメです。ブッコミ釣りに使えそうな生魚も売ってますが、その日よって品揃えが変わります。いつもここで昼ごはん、夜食、朝ごはん全てここでまとめ買いしちゃいます。

おすすめの飲食店

AILANA 昼はハンバーガー、夜は焼き肉をやってます。朝釣りが終わり昼の便で帰る際にハンバーガーとビールで旅の疲れを癒やしてますw 金目鯛の定食屋お刺身をリーズナルブルに食べれる よっちゃーれセンターもオススメ。

オススメの釣り場

前浜の桟橋です。徒歩圏内の東海汽船の事務所横にはお手洗いがあり、24時間開放されてます。次の人のことも考えて清潔に使いましょう。

桟橋は先端に行くほど、水深があり潮周りもいいので大物の回遊が多いですが、少しでも荒れると波がかぶりやすいのと、下に付着している海苔が滑りやすいので注意です。また先端部は釣り禁止になることもあるので注意です。

東側: 遠投すると砂地ですが、ちょい投げだと桟橋付近全体てきに基礎ブロックが敷かれているので根がかりしやすいです。正直投げなくても真下で充分釣れますw 夜デカイのが回遊してくるので、魚の切り身を使ったブッコミ釣りがおすすめです。

西側: 岩礁が多いので投げる場合は根がかりに注意です。
オススメ場所: 人がいなければ赤灯台付近がオススメです。常夜灯もあるので、釣りがしやすいです。

桟橋

暗黙ルール

泳がせ釣りする方も多いので、ライントラブルなど起きないように注意しましょう。特に前浜港桟橋先端付近の朝マズメは、泳がせ釣りをする地元の方が多いです。たとえ自分が先客だったとしても、あとから来た人が泳がせ釣りを始めた際は無用なトラブルを回避するため譲り合うことを心がけましょう。

オススメの釣りプラン

光量が多い日中はカゴ釣りやサビキ釣りでムロアジ釣りが楽しいです。または30g前後の小型ルアーでムロアジ、サバ、アカハタ、ショゴ(カンパチ)など狙う。また魚の切り身は夜ぶっこみ釣りをすると大物がかかってくる可能性があります。朝夕のマズメはショアジキングでカンパチやカツオといった回遊魚を狙うのがの楽しいです。

  • 朝夕のマズメはルアーでカンパチ・カツオ類を狙う
  • 日中はカゴ釣りやサビキでムロアジを狙う
  • 夜は釣れた魚の切り身で大物を狙う。クエ、シブダイ、タマンなどが釣れる

オススメの渡船・瀬渡し船、遊漁船

神津島本島も魚影が濃いですが、近海オフショアや磯はもっと魚影がすごいです。たくさん大物を釣りたい方はこちらもオススメします。

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神津島遠征 釣り動画

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年中狙える五島のヒラスズキ。シーズンやポイントなどhttps://tsurisampo.blog/?p=131Sun, 03 Mar 2024 08:57:11 +0000https://tsurisampo.blog/?p=131

五島列島はヒラスズキの魚影が非常に濃い。本格シーズンは真冬や春であるが、夏や秋でも釣れるのでほぼ1年楽しめる。またキビナゴを捕食しているため脂ののりも最高だ。初めて上五島で釣ったヒラスズキを食べた時の感動は今でも覚えてい ... ]]>

五島列島はヒラスズキの魚影が非常に濃い。本格シーズンは真冬や春であるが、夏や秋でも釣れるのでほぼ1年楽しめる。またキビナゴを捕食しているため脂ののりも最高だ。初めて上五島で釣ったヒラスズキを食べた時の感動は今でも覚えている。内蔵脂肪が非常に多く包丁にべっとり脂がついたほどだ。五島列島のヒラスズキについて独断と偏見で紹介していく。

五島列島と本土の魚影の濃さの違い

ヒラスズキは千葉県以南のサーフや磯場(福島や茨城のサーフでヒラセイゴの釣果は聞いたことある)で釣れる。神奈川県西湘サーフ、小田原周辺、伊豆半島、静岡のドン深サーフはSNSの釣果情報でよくあがる。もちろん三重県、和歌山県、四国、九州と釣れた話だけ聞けばかなり広い地域で釣れる魚である。これだけ広範囲でヒラスズキが狙えるのであればわざわざ遠征しなくてもいいのではないかと感じるが、五島のヒラスズキの魚影は想像を遥かに超えてくる。また荒磯の王者と呼ばれるだけあってサラシがでているときによく釣れる魚だが、条件が揃えば昼の凪でも釣れることがある。

春爆と呼ばれるシーズン

五島列島は年中通してヒラスズキが狙えるがやはり2月~4月(特に3月中旬ころ)に訪れず春爆と呼ばれるシーズンだろう。この時期は特にルアーへの反応がよくベイトが溜まり活性が良ければ真っ昼間の凪の日でも釣れるぐらいだ。さらにイサキや真鯛といった嬉しい外道も釣れる。イサキや真鯛もキビナゴを捕食しているせいか、こちらも脂がのって美味い。同じ場所でヒラスズキ、イサキ、真鯛の3種同時に狙えるのは非常に魅力的だ。

湾内にもいる

ヒラスズキは磯にいるイメージだが、ベイトがたまる湾内・堤防付近にもやってくる。和歌山県南紀〜三重県熊野周辺でもこのパターンは存在する。こちらはキビナゴでは稚鮎を追っているらしい。警戒心が低くなる夜にボイルを見ることができる。見るだけで面白いのでぜひ五島に行った際は夜の堤防(特に常夜灯付近)に訪れてほしい。しかしルアーに喰わせるのは容易ではない。

釣り方

基本はやはりサラシがでている日を狙う。とにかく泡がでていればOKというわけではないので魚がいそうな根に変化がある場所を探る。サラシが出ると分かりづらいので可能であれば凪の日にチェックするのもいいだろう。この釣りは同じ場所で粘る釣りではないので基本は軽装備でランガンしていくことになる。10投ぐらいしてチェイスがなければ次に移動するぐらいでちょうどいい。

誘い方は基本ゆっくりめで狙う。止めて放置してもいいぐらいだ。私は竿先の調子でちょんちょんと誘うのが好きだったりする。ルアーが止まった瞬間に食いつくことが多いのでラインテンションは緩みすぎないようにする。

オススメルアー

SHIMANOのサイレントアサシン 140S フラッシュブースは必ず持っていくようにしてる根が荒い場所ではロストもありえるので、最低2本は持って行く。サイレントアサシンはヒラスズキ、真鯛、イサキ、ショゴ、サゴシなどなど色んな魚が食ってくる。どんなルアーもっていけばいいか分からない場合はとりあえずサイレントアサシンを持っていくことをオススメする。

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【10月から5月】宮城県のカレイ投げ釣りについて。場所は?餌は?時期は?https://tsurisampo.blog/?p=124Fri, 01 Mar 2024 00:45:48 +0000https://tsurisampo.blog/?p=124

私のYouTube動画ではいくつかカレイ投げ釣りの動画を公開しているが、「ここはどこですか?」、「いつからなら釣れますか?」といろいろ質問をいただく。場所については言及していないが、普通に検索したら出てくるようなポイント ... ]]>

私のYouTube動画ではいくつかカレイ投げ釣りの動画を公開しているが、「ここはどこですか?」、「いつからなら釣れますか?」といろいろ質問をいただく。場所については言及していないが、普通に検索したら出てくるようなポイントでしかやっていない。本当のお気に入りポイントは動画でも公開していないです(笑)今回はよくある質問について解説していこうと思う。

独断と偏見で解説します。取捨選択・真偽判断は自己責任でお願いします。また近年は水温の変化が激しく状況が変わる可能性があることもご理解お願いします。

【基本】カレイが釣れるような場所は?

カレイは砂や泥が入り混じり適度に根やかけ上がりがある場所に生息している。なので根掛かりが激しく、そこを探ってオモリやラインが傷つくような場所にはあまりいない。かといってサーフや港内の泥地に投げれば絶対釣れるというわけでもない。多少の根やかけ上がりがある場所に餌をいれないとかなり可能性が低くなる。できる限り遠投しゆっくり探って仕掛けが止まるような場所を狙う。砂混じりだと分かりやすいが、泥だとそのまま仕掛けが埋もれかけ上がりと勘違いする可能性もあるので注意。餌が全くなくならない、魚っ気がないなら投入箇所を疑ったほうがいいかもしれない

時期について

宮城県はサイズを問わなければ年中カレイが釣れる。ただ高水温期は他の魚が交じるのと基本深場へ移動するので、陸っぱりから狙うのは難しくなる。それでも20cm-30cmぐらいのカレイは釣れたりするので宮城はほんと魚影こいんだなと感じる。宮城県のカレイが釣れだすのは10月ぐらいで5月ぐらいまでなら良型カレイを狙うことができる。しかし近年は10月でも水温20度以上のことも多いので牡鹿半島を可能な限り南下し深場を攻めたほうがいいかもしれない。フグが多いので餌は多めにもっていく。以下は10月から5月までについて独断と偏見で紹介する。

10月・11月

この時期はまだ水温高めでフグや花鯛といったエサ取りが多い。漁港に行けばルアーで青物を狙う人やサーフでもヒラメとコチといったフラットフィッシュを狙う人も多いだろう。餌を付けては投げているのに10秒でフグに瞬殺されるといった状況に多く遭遇するだろう。ハリスから切られることもあるので予備のハリは必須だ。ただ油断できないのはこの時期でも良型カレイが釣れる可能性はあるということ。50cm以上でましたーとか第一報が聞ける可能性はある。余裕があるならワンちゃんを夢見てこの時期から攻めるのをオススメする。ただし水温高めの餌取りの猛攻は避けられないので自己責任で(笑)また狙うなら過去の経験上朝マズメがオススメ。

12月-1月

近年は水温下がるのが遅く、12月になっても10月11月と変わらない状況だったりする。15年以上前なら低水温時期の初期にあたり12月初旬まではカレイ釣り、中旬以降は夜のアイナメ釣りをしたものだが、近年はそこまで考えなくてもよさそう。月末でも水温14度とかだったりする。とはいえ、12月は12月。場所によってはフグがだいぶへり、花鯛はいなくなる可能性が高い。浅い場所だとフグは多いかもしれないが、それなりに水深があり水温が低めであれば餌取りの猛攻は回避できるだろう。ただし12月初旬と月末ではかなり状況が違ったりするので釣果情報などを参考に場所選びをしたほうがよさそうだ。長ったらしい説明をしてしまったが、結論この時期にカレイ釣りをするのはオススメ。良型や座布団ガレイが釣れる可能性は充分にあると言える。

1月-2月

餌取りがだいぶ減り、餌代が節約可能な時期に入る。産卵後のカレイもポツポツ釣れ始める頃だろう。あるいは産卵シーズンど真ん中で釣れないなんてこともあるだろう。しかし、この時期は座布団ガレイが狙える&餌取りも少ないので喜んで釣りに行きたい時期。2月の夜なら真鱈(マダラ)も釣れたりする。釣り場も比較的人が少なめで快適に釣りができる。またカレイではないが、夜のアイナメ釣りが最高に面白い。

3月

花見ガレイと呼ばれる季節に。この時期は産卵後に暴食するカレイが増える頃だったりする。釣れたカレイのお腹はぺちゃんこになっているというのも珍しくない。夕マズメに砂地帯を狙えば良型のイシガレイが連チャンするということも!夕方から夜にかけて釣れることが多いので日が沈んだあとも油断は禁物だ。お昼を食べてゆっくり夕方だけ狙いに行くといった釣りも可能である。朝マズメももちろん釣れるが、個人的には夕方にいい思いをした経験が多い。終日釣りできるならしたほうがいいが、どうしても数時間しか釣りできないという方は夕方から暗くなる頃までをオススメする

4月-5月

この時期はマコガレイの実績ポイントに通いたい。大量の青イソメをつけちょい投げでマコガレイを狙う。肉厚の美味しいマコガレイが連発するなんてことも!?極厚の防寒着だと脱ぎたくなるほどには暑くなる時期、かといって暑すぎないし、偏西風も落ち着き快適に釣りができる。しかも釣れるのでマコガレイを狙うならこの時期をオススメする。

餌について

宮城県で買える餌は主に青イソメ、イワイソメ、ユムシである。それぞれ以下のように使い分けてたりする。

青イソメ

マコガレイを狙うなら必須の餌とも言える。房掛けして大きく見せちょい投げ〜ちょい遠投でカレイを狙う。マコガレイを釣るなら必ず持っていく。カレイ全般よく釣れるのでオールシーズン使える餌である。

イワイソメ

遠投するなら必須の餌。いい匂いがでてる。2本針りの仕掛けで上はイワイソメ、下は青イソメみたいな感じで匂いと動きで誘ったりする。必ず買っていきたい餌だが高価なのでお財布と相談しながら買うと良い。また遠投しないとポイントに入らないような場所では、イワイソメ1本だけ付けて遠投を試みるのもいいだろう。遠投するなら必須と言える。

ユムシ

大型のイシガレイを狙うならこの餌は必須と言える。また餌取りにも非常に強く青イソメだと釣りにならないといった状況下でも青イソメよりかは耐えてくれる。大型のアイナメも釣れることがあるのでとにかく大きい魚を狙いたい場合はユムシを併用するといいだろう。小さい魚はいらんということであればユムシオンリーな釣行も面白い。

カレイが釣れる時間帯

カレイは時合と呼ばれる潮の動き始めのタイミングで餌を捕食する傾向がある。逆に言えばカレイが多くいるポイントでも、カレイの捕食スイッチが入らなければ釣れない。これを理解しないと「この場所はカレイは釣れない」といった結論になってしまうことがあるので注意。本来はカレイ釣れるんだろうけどたまたまタイミングが合わなかったぐらいに思っておこう。

場所選びについて

宮城県はカレイの魚影が濃く、松島エリア、石巻・牡鹿半島エリア、南三陸エリアであればどこでも釣れるチャンスはある。Google検索すると某大手Webメディアに取り上げいるカレイ実績ポイントが出てくるが、そのような場所で充分である。それよりも場所に合わせて適切に遠投・近投できるか、餌をこまめに変えるか、かけあがりに入っているか、時合をのがしていないかが重要だったりする。

でもやっぱり場所を教えてほしいという欲求はあるだろうからヒントを書く。

イシガレイを釣りたい

サーフ近隣の漁港や堤防、サーフに入り砂地帯を攻める。秋なら朝方、春なら夕方の潮止まり前後2時間は集中する。砂地帯かどうかはGoogle Mapの衛星写真で確認可能。白っぽい感じだったり浅瀬な感じならまぁ砂地帯だろうw いい感じの場所を見つけたら某Webメディアなどから過去の釣果情報にカレイがヒットしたら釣れる可能性大。

マコガレイを釣りたい

泥地帯の港内を探る。ゴツゴツとした根が荒い場所では釣りしない。餌は青イソメを使い大量投入する。シーズン中いつでも釣れるが春の夕方は絶好のチャンス。Google Mapの衛星写真でおおよそ把握可能+某Webメディアの過去の釣果情報も参照すれば良い。衛星写真を見た時に水深が深そうだったり、漁港付近に大量のテトラ、磯が多い場合は根が荒い場所だったりする。

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東京都 神津島の堤防で日本記録級のヒゲダイを釣った話https://tsurisampo.blog/?p=93Sat, 15 Apr 2023 06:13:05 +0000https://tsurisampo.blog/?p=93

2023年3月上旬、東京都は伊豆諸島 神津島に釣りに行きました。この島は何度も訪れておりますが、初夏から秋にしか行ったことがなく、この時期何が釣れるのか興味が湧き行くことにしました。1月下旬ぐらいにはタマン(ハマフエフキ ... ]]>

2023年3月上旬、東京都は伊豆諸島 神津島に釣りに行きました。この島は何度も訪れておりますが、初夏から秋にしか行ったことがなく、この時期何が釣れるのか興味が湧き行くことにしました。1月下旬ぐらいにはタマン(ハマフエフキ)が釣れたという話も聞いていましたが、その時よりも水温も低いだろうし謎に包まれていました。

動画は公開済ですのでよければこちらもどうぞ

【3月に釣れる魚】島の釣具屋の話と桟橋の様子で分かったこと

どうやらこの時期は、大きいムロアジやサバが中心に釣れているらしく、桟橋の様子を見るとメジナやタカベも多く泳いでいました。メジナに関しては実際に釣れました。市販のサビキ仕掛けセットという超てきとーな仕掛けで(笑)1週間前には多幸湾で40cm前後のシマアジも釣れていたという話も聞いたので、黒潮の周り方次第で魚の入れ替えが多いんだろうなという印象です。ちなみに島の人たちはブッコミ釣りなどは基本しないので、釣果情報は基本カゴ釣り、泳がせ釣り、サビキ釣りが中心となります。

まとめると以下の魚が狙えるということになります。ブッコミ釣りやルアーは除く

  • 良型のムロアジ
  • 良型のサバ
  • メジナ
  • タカベ
  • シマアジ(まわってくれれば)

前半はサビキとルアーで遊ぶ

前半はサビキとルアーで遊びました。この日はサバの量が凄まじく、ルアー投入後3秒でバイトがあるみたいな状態でした(笑)

この日はサビキで沢山魚を釣る予定でしたが、サビキが不調で逆にルアーに多くかかりました。このときふと確信したのですが、この島はアミエビだと食い気が悪いのでは?ということです。以前アミ姫を使ったとき全然魚が寄り付かなかったんですが、オキアミにはかなり好反応でした。こんなにも変わるのか?というぐらい露骨に変わりました。このときはアミ姫だからダメなんだと思ってましたが、冷凍のアミエビもだめだったので、ここはオキアミを使うのが無難だなと感じました。次回以降はアミエビ使いたかったとしても、オキアミを細かく刻んで使いたいと思います。

夜はさらに湧いていました(笑)

夜ブッコミ釣り開始直後

19時前後にブッコミ釣りを開始しました。餌は釣れたサバを切って使いました。開始直後いきなり当たりがあり、合わせると凄まじい引きが・・・。あまりにも突っ込んだり緩んだりするので最初エイかなと思ったんですが、浮いてきて見えると全然違うではありませんか(笑)しかもかなりでかいということでかなり興奮しました。

釣れたときは何の魚か全くわからず、近くにいた方にヒゲダイと教えてもらいました。その後自分でも色々調べヒゲダイと確信しました。ヒゲソリダイという似た魚もいるみたいです。

77cm 8.3kg ありました(笑)

この日のブッコミ釣りは、その後大きな当たりもなくイスズミやウツボ類で終了しました。

このヒゲダイ日本記録なのでは!?

色々ヒゲダイについて調べていたとき、この魚の日本記録はどのぐらいなんだろうかという疑問がわきました。ネット上で調べても最大で50cmほどで80cmちかいヒゲダイの情報は一切出てきませんでした。JGFAでも34.8cmでした。水族館やダイバーの写真だと80cm級がでてきたのですが、釣り人が釣った記録がでてこなかったので、船釣り含めきっとこれが日本記録だなと思いました(笑)

JGFAの記録
https://www.jgfa.or.jp/record/detail.php?LM_PIC_TNO=2768&JR=&ref=alltackle

日本記録として認定されるのはどこかの連盟に所属したり、然るべき申請と審査、現認者などが必要だったりします。私個人的には、どうしても日本記録にしてほしいという強い想いはなかったので申請などはしませんでした。少なくとも私の心や動画・写真には残るので。自分がとても好きな魚だったら気が変わるかも知れませんが(笑)

誰かこれより大きいヒゲダイを釣ってくれたらいいなと願っております。

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2023年3月 長崎県 上五島 釣り遠征(真鯛、ヒラスズキ、イサキが釣れた!)https://tsurisampo.blog/?p=81Thu, 06 Apr 2023 01:30:49 +0000https://tsurisampo.blog/?p=81

2023年3月下旬、長崎県にある五島列島上五島に行ってきました。既にYouTubeに動画を公開しているので、ぜひそちらも合わせてご覧いただけたら嬉しいです。 初日 2日目 最終日 目次 初日 2日目 最終日 今回の釣り遠 ... ]]>

2023年3月下旬、長崎県にある五島列島上五島に行ってきました。既にYouTubeに動画を公開しているので、ぜひそちらも合わせてご覧いただけたら嬉しいです。

初日

2日目

最終日

今回の釣り遠征

前回の福江島釣行は2月ということもあり、釣りの聖地といえど低活性な状況での釣りとなりました。結果はオオモンハタやカサゴといった根魚が中心で、夜のブッコミ釣りでもアカエイのみの釣果となりました。

しかし今回は春シーズンに突入しているということもあり、ヒラマサを期待し釣行に望みました。またサブターゲットとして、真鯛とヒラスズキも釣りたいと考えていました。五島列島のヒラスズキはサラシ無しでも釣れることがあるという話を聞いていました。

現実は厳しかった

結論からいうと3日間プラグを中心にジグなど色々投げましたが、ヒラマサどころかブリも釣れませんでした。最終日はかなり潮通しの良い地磯に行ったこともありヒラマサらしき魚体も確認できたのですが、チェイスすらなく終了しました。しかしあまり悲観はしておりません。正直これが普通だと思っているからです。よくテレビやYouTube、SNSなどでは釣りの聖地は行けば必ず釣れるように見えますが、現実はそうあまくないことを理解しています。地元の人もほぼ毎日通っている人も必ず釣れるなんてことは無いと言ってましたし、宮城県のカレイ・アイナメ釣りも釣れない経験を何度もしています。もちろん経験を重ねるごとで、自分の中で釣れるパターンが確立され釣れる確率をあげることはできると思います。しかし情報を正しく収集し、ベストタイミングで行ったとしても急天候や潮やベイトのまわり方次第で状況は一変します。なにより魚が捕食モードにはいるのは魚次第なので、最後は魚次第といったことは変わりありません。

悲観せず、また春マサチャレンジしたいと思います😊

本当にサラシ無しでヒラスズキが釣れた

噂は本当でした。何やら銀色の個体が何度もチェイスしてくるなぁと思っていたらヒラスズキが釣れちゃいました。この日は大きな潮がちょうど磯にぶつかっていて、ベイトが溜まっていたのかもしれません。現にキビナゴの群れが入っており、この日釣れた魚の胃袋から大量にでてきました。サラシが出ているときにチャレンジして何もなく終了した経験があったのですが、まさかなこんな形で人生初魚種であるヒラスズキが釣れるなんて思ってもいませんでした。※マルスズキは何度も釣ってます

人生初魚種のイサキと真鯛もヒット!

最終日はヒラスズキだけではなく、人生初魚種である良型のイサキと良型の真鯛も釣れました。大型プラグでは一切反応がなかった青物でしたが、サイレントアサシン129mm 26g に変更した途端チェイスがで始めて3魚種釣ることができました。いやぁこういったライトタックルへの切り替えは本当に大事ですね^^;本命は釣れませんでしたが、美味しい魚が3魚種も釣れたので大変満足しました。最終日は上五島遠征を本当にいい形で終えることができました。また行きたいです。

根魚はだいたいどこに投げても釣れるw

島全体がポイントといっても過言ではございません。小さめのジグを投げると、大体どこでも根魚が釣れる印象です。全然魚の当たりがなく退屈になりそうなときに楽しませてくれます😊 カサゴ、オオモンハタ、キジハタと何がかかるか分からないワクワクもありますw


パッキングの課題

今回は飛行機に登場するということも有り預け荷物は20kgを超えないよう意識していたのですが、見事に越えてしまい結果ジグやその他重いものをバックパックに無理やり詰め込んで飛行機に乗りました。飛行機に乗るまでの辛抱ではあるのですが、正直まだまだ絞れるなと思いました。

モバイルロッド2本で良いかも

以前、離島に行った際ロッドが折れてしまいそれ以来予備ロッドを必ず常備しているのですが、地磯釣行などを予定している場合モバイルロッド2本ぐらいが限界です。今回はPE6号タックルと1.5号タックルの2つを持っていき事足りました。長期遠征あるいは滅多に行けない場所でも無い限り、モバイルロッド2本で行くのは正直ありだなと思いました。なによりスーツケースとパックパックのみ行けるのは本当に快適になります。※磯靴、フローティングベストはクーラバックにいれて事前郵送します

こういう釣り遠征パッキングパターンみたいなのも、どこかのタイミングでまとめたいと思います。

忘れ物が多かった

これはかなり油断しました。まさかのサングラスと応急処置パックを忘れてしまいました。二度とこのようなことが無いよう、持っていくものリストの最適化など再発防止に努めたいと思います。

まとめ

今回の遠征は本当に学びが多い遠征でした。この学びと経験を次の釣り遠征に役立てたいと思います。本当はもっと書きたい事が山程あるのですが、いったん記事を公開し追加で残したいことがでてきたらこの記事を更新したいと思います。

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【12月-4月が狙い目】真冬の宮城でアイナメが爆釣する条件https://tsurisampo.blog/?p=74Sun, 19 Mar 2023 14:51:41 +0000https://tsurisampo.blog/?p=74

1月から3月は低水温となり、どこの釣り場も魚の食い気が落ちるシーズン。せっかくの休日に釣りに行ってボウズということもあると思います。私は毎年1回は東北太平洋側に夜のアイナメ釣りに行っています。1~3月は食い気が落ちるどこ ... ]]>

1月から3月は低水温となり、どこの釣り場も魚の食い気が落ちるシーズン。せっかくの休日に釣りに行ってボウズということもあると思います。私は毎年1回は東北太平洋側に夜のアイナメ釣りに行っています。1~3月は食い気が落ちるどころか爆釣なんていうことも珍しくありません。またアイナメに限らず、ソイ、ドンコ、メバル、アナゴなんかも一緒に釣れたりするので結構楽しめます。アイナメが爆釣するにはいくつか条件があるのですが、これを知らずに苦しんでいる方が多い印象なので紹介したいと思います。

動画でも解説しました

https://youtube.com/watch?v=z1ReszHRsC8

アイナメが釣れる条件

真冬の夜であること

特に1~3月が狙い目ですが、12月と4月にも結構釣れた経験があるので水温が10度前後を下回っていれば大丈夫かと思います。2月は鱈も釣れることがあるので特にオススメです。

  • 12~4月が釣れる!とくに1~3月がオススメ
  • 防寒着は必須!お湯を沸かせる物があるとなお良い。寒い日に食べるカップ麺はうまい!

月明かりがあること(例外あり)

夜釣りだと月明かりがある日はあんまり良くないと言われることがありますが、アイナメの場合は逆で月明かりがある日は特に釣れる印象があります。月明かりがない日は釣れないのかというと、そんなことはなく常夜灯がある堤防付近や本当に真っ暗な場所でも釣れます。しかも新月の時に釣れるアイナメは基本大きい印象があります。50cmアップが周りで釣れていたときも新月でした。30cm以上のアイナメが投げる度に爆釣みたいなのは、満月のときが多い印象です。

  • 爆釣・数釣り狙いなら満月!(もちろん大きいのも釣れます)
  • 暗い日は常夜灯がある堤防がオススメ
  • 暗い場所でもヒットするので、明るい場所・暗い場所両方投げ分けして色々試すのが重要
  • 新月は満月ほど数は望めないが、大きいアイナメがヒットするチャンス!干潮前後が良さそうな印象

時間帯

夕方から0時までに釣れるという日もあれば、朝マズメ付近で釣れるということもあります。一晩寝ずにやるのがベストだったりしますが、寒さや眠気に耐えられない人もいるかと思うのでオススメプランを紹介すると、夕方ちょっと前に入り明るいうちに釣りの準備夕方ぐらいから釣りを始め0時ぐらいにはやめる。もちろんその日の潮や月の上がり方、天候などの状況次第でいろいろ変わることがありますが、眠さ寒さの両方のピークが来る前にやめるぐらいがちょうどいいかなと思います。特に帰りの運転はかなりの睡魔に襲われると思うので安全第一で休憩しながら帰りましょう。

  • 真冬の夜であれば一晩中釣れ続けるチャンスはある
  • ご自身の都合に合わせた釣行計画を!安全第一に!

凪ではなく波っけがあること

これも必須ではないのですが、ベタ凪よりは波っけがある日のほうが釣れる印象です。昼間でも強風時にアイナメが釣れたなんてことがあると思いますが、夜でもその傾向がある印象です。ベタ凪だと全く釣れないということはないので、安心してください。また干潮時は浅瀬に波が立ちやすいので、そういうところに投げるとよさそうです。私が以前釣った大型のアイナメもそのような場所で釣れました

  • ベタ凪よりは多少荒れていたほうが釣れる
  • 干潮時は波が立つところがあるので、その周辺を探る

オススメ仕掛け、餌、誘い方

オススメの餌と付け方

オススメの餌はユムシとイワイソメです。1匹の単価は高いですが、皮でも充分釣れるので餌持ちがいいです。イワイソメはカットして使います。ユムシ、イワイソメ両方ともアイナメの好物なのでよく釣れます。もちろんアオイソメでも釣れないことはないので、手に入らなければアオイソメで大丈夫です。サバ、サンマ、イカなども餌となります。どれを選ぶかは好みですが、その日の状況が分からないので最低2種類の餌を持っていくとよさそうです。ユムシ&イワイソメのように虫エサと虫エサ以外の組み合わせがオススメです。

オススメの仕掛け

シンプルなもので大丈夫です。オモリと針が直結でもいいですが、私がよくつかうのは自作天秤+針+オモリです。ハリスはフロロカーボン7号か8号、長さは60cm~100cmぐらいです。オモリは20~35号をよく使います。

狙い目

アイナメは基本は根を攻める釣りです。堤防からアイナメを狙う場合主に2パターンあります。

堤防の基礎を狙う

基本砂や泥地が広がる場所でも堤防付近は建設するまえにテトラポットなどの基礎を入れることが多いです。この基礎が長い年月を重ねアイナメの居付きあるいは回遊ポイントとなります。

まずは軽く遠投し砂や泥地帯に仕掛けを投入します。そこから堤防の基礎まで仕掛けを戻します。コツコツと根の感触がでたら、誘うのやめそこで当たりを待ちます。こうすることで根がかりを大幅に軽減しアイナメを狙えます。どれだけ遠投しても根があるような釣り場はこの釣り方ができませんが、そういう場所はアイナメの魚影が濃いのでオススメです。根がかり連発しますが・・w  ドンコやアナゴが釣れる場合はアイナメポイントに入っていない可能性が高いので根を責めるように意識しましょう

遠くの根を攻める

遠くのほうで波っけがある、崖がありそのまま小さい磯になっているようなポイントがあれば遠投し積極的に根を攻めましょう。そういう場所は上で説明した堤防の基礎よりも大型のアイナメがいることが多い印象です。根がかりは多いですが、釣れる可能性も高まるので2本以上竿を出すのであれば1本は投入しておきたいです。

※ただし投入後即根がかりするような場所は何度も仕掛けを失い、釣りにならないので避けましょう

投入後は仕掛けをなるべく動かさない

根に入っているのであれば、投入後は下手に探らずそのまま静かに竿を置きます。糸ふけが起きた場合は、海底にある仕掛けが動かないようにリールを優しく巻いてあげましょう。

根がかりして仕掛けが無事とれたとき、焦らず一度はそのまま放置してみる

根がかりポイントは基本魚がいます。根がかりが取れたときそのまま放置してみましょう。予想外の結果が待っているかもしれません。しかし餌がなくなっていたり、針やラインが切れている可能性もあるので長時間放置は厳禁です。5分ぐらいしてあたりがなければ回収しましょう。

かかったら基本ゴリ巻き

根が多いのでかかったら基本ゴリ巻きです。ゴリ巻きして切れるようなラインは使わないようにしましょう。また竿をあおりすぎるのもよくないので、なるべく一定のテンションでゴリ巻きします。

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【2023/02/11-14】長崎県 五島列島 福江島釣行の裏側https://tsurisampo.blog/?p=66Fri, 10 Mar 2023 14:48:22 +0000https://tsurisampo.blog/?p=66

2023年2月11日~14に五島列島 福江島に行ってきました。この記事ではYouTubeにはのせれなかった準備や感想を紹介します。 実際の動画はこちら 上記は釣り以外のシーンも多いので、釣りメインでみたい方はこちら 五島 ... ]]>

2023年2月11日~14に五島列島 福江島に行ってきました。この記事ではYouTubeにはのせれなかった準備や感想を紹介します。


実際の動画はこちら

https://youtube.com/watch?v=mc2TwCohrbc

上記は釣り以外のシーンも多いので、釣りメインでみたい方はこちら

https://youtube.com/watch?v=sT8HtjoSfy8

五島釣行に至るまでの経緯

前回(2022-23年 年末年始)の宮城釣行から1ヶ月ほど釣りに行けておらず、2月上旬に釣りに行けないか考えてました。いろいろ候補ありましたが、とにかく天気が悪い!伊豆諸島も考えましたが天気がよくなさそうなので断念。いろいろ悩んでいたところで、 五島列島 ありかも?という閃きが(笑)ここも天気が怪しい感じがありましたが、3泊4日ならちゃんとした釣りが1日はできるだろうと思い行き方や宿を調べることに!

実はこの時点で4月の五島列島行きの飛行機をとっていたので、情報収集や下見を兼ねた釣行をしようと思い五島列島福江島行きを決断しました。

なぜ福江島?

4月に福江島行きが確定しているのと、五島列島で一番栄えている島なのでとりあえず福江島なら安牌だろうという気持ちで選択しました。実際とても栄えており、飲食店、コンビニ、釣具屋、レンタカー、宿、渡船と他の離島と比較しても圧倒的に栄えている印象でした。

初めての遠征地は色々準備が大変(飛行機?フェリー?新幹線?)

新幹線+船、飛行機+船、飛行機&飛行機といろいろ交通機関の候補があがり、交通機関の予約をするだけでも大変な状況で、宿泊先、釣り場探しなどなどやることたくさんあります・・・。そしてこの週は、DAIWAマスターズの釣り大会を予定しており(結果的に中止になったらしいですが)、とにかく釣り宿や渡船が空いてない状況(笑) 前回の対馬釣行では釣り場探しに時間を使いすぎた反省点があるので、今回は渡船メイン&船長さんにおすすめのショアポイントを聞こう。という考えがありました。いろいろ悩んだ末以下の旅程が確定

移動手段は新幹線+フェリー

飛行機は1週間前だとものすごく高く、LCC経由だと時間が合わないということもあり博多駅まで新幹線で行くことにしました。今回は名古屋から博多に行ったのですが、3日以前の予約だと早期割があり名古屋-博多間で14,460円となります。飛行機より高い場合もありますが、今回は新幹線のほうが安かったです。ちなみに飛行機で行った場合飛行機代だけ往復10万円コースでした(笑)チェックインの手間や急な旅行を決定したときも安定した価格なので個人的には新幹線が好きです。

フェリーは野母商船のフェリー太古に乗りました。8時間ぐらいかかるので、少しゆっくり寝れるグリーン寝台をとりました。グリーンという名前がついていると値段が高い印象ですが、+2000円で乗れます。カプセルホテルみたいなやつで結構快適に寝れました。
フェリー太古は他にも部屋があります。詳細:https://www.nomo.co.jp/taiko/fare.html

フェリー太古は博多港を出発し福江島を終点に、五島列島各地の島々を経由します。次回は他の島に行ってみたいなと思いました。特に上五島・・!ちなみに船にはロッドを置いておくスペースがあるのですが、最終地まで来たのは私だけでした(笑)そりゃそうだよね・・。朝マズメ過ぎちゃうし、8時間かかるしw

渡船は土日月を予約

土曜は到着日だったのですが、昼過ぎに磯へ渡してくれました。日曜は朝から乗りましたが、天候の関係上14時には終了し月曜は渡船中止となりました。詳細は動画にてmm

大きい荷物は事前に発送

今回磯に渡るので磯シューズとフローティングベストが必須だったのですが、この2つがとても面積を他の荷物が入らないということで、ヤマト運輸で現地に送ってました。DAIWAのソフトクーラーに防水バックパック、磯シューズ、フローティングベスト、その他オモリなどをを詰めて送りました。これをやるだけで、手荷物が減りだいぶ快適になります。それでもロッドケース、スーツケース、バックパックの3点は必須なのですが(笑)

日毎の簡単なまとめ

出発当日

  • とにかく大雨、新幹線遅延の可能性があり早めに家を出る
  • ご飯は新幹線で済ませる
  • フェリーがすごく綺麗。出発は23:45ですが、21:30には乗船できるらしいので次はもっと早く来たい
  • フェリーの釣り竿置き場に刺さってたロッドケースの数がすごかった

初日

  • フェリーから降りると、レンタカーの人が速攻で私をピックアップしてくれた
  • あっという間にレンタカー借りれた
  • ヤマト運輸で荷物を受取る
  • ゲストハウスチェックイン(この日は早朝にできました、できなくても荷物の預かりはOKみたい)
  • 12時の渡船に乗船。半夜釣り
  • 船長さんも、一緒に乗った人もみんな良い人で優しかった
  • ゲストハウスが繁華街近隣だったので、徒歩でご飯食べに行った
  • 人生初の五島うどんを食べた。太いそうめんみたいだった食べやすかったので、風邪引いたときは五島うどんにしよう

2日目

  • 早朝6時出船。東北太平洋側とは違い7時すぎても薄暗いので、朝マズメには十分間に合う時間
  • 朝は晴れており。朝日がめちゃめちゃ綺麗でした
  • 夜は鉄平というお店に。行きたい飲食店他にもありまくりだけど、次回の楽しみに・・・
    • かなりボリューミーで美味かった

3日目

  • 夜釣り&長距離運転を予定しているため、すこしゆっくり起床
  • いろいろ釣り場調査していくなかで、玉之浦地区に到着
  • たまたま立ち寄った渡船屋の人に色々周辺情報のアドバイスを教えてもらった
    • めちゃくちゃ親切な方だったので、次回はぜひ使ってみたい
  • 玉之浦地区周辺は本当に釣れる釣れる。どこになげても魚がいるんじゃないか!?と思えるほど。次回はここを拠点にしたい
  • この近隣はブリの獲量もすごいらしい。少し前福井で3000匹のブリが取れた話がありましたが、この周辺では2万匹とれるそうです笑
  • また湾内にクロマグロが入ってくることもあるのだとか・・良い意味で狂ってるw

4日目

  • この日はただ帰るだけの日
  • もっといたかったので、次は違う交通機関を使いたい
    • 今回は急遽なので仕方なかった
  • その代わり?というわけではありませんが、帰りはスイートルームをとりました
    • 上り便は下り便よりも半値以下で乗船でき、完全個室でベットやデスクがあるのでかなり快適mm
    • 休憩したり、仕事ができました

感想

今回の五島釣行は決して良い釣果とは言えませんでしたが、食べ物は美味しいし、渡船の方をはじめ島の人は良い人達ということで充実した旅となりました。釣り場も色々見学でき、シーズン中ならたくさん釣れるんだろうなと思えるポテンシャルを感じさせる釣り場がたくさんありました。福江島は飛行機、フェリー、高速船、ジェットフォイル船とあらゆる交通機関があり比較的アクセスも良い島なので初めての五島列島釣行には優しいしまだろうなという印象をいただきました。次回は2023年4月に来る予定ですが、次はそのまま船で上五島に行くかもしれません。

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ブラーで探り釣りをしてみようhttps://tsurisampo.blog/?p=27Wed, 08 Mar 2023 00:09:05 +0000https://tsurisampo.blog/?p=27

探り釣りとは、「探り釣り」や「穴釣り」と検索するとでてくる動画の釣り方です。テトラポットや防波堤のヘチなどを狙います。今回は宮城県の探り釣りを紹介したいと思います。宮城県に限った釣りではなく、全国で楽しめる釣りですが、宮 ... ]]>

探り釣りとは、「探り釣り」や「穴釣り」と検索するとでてくる動画の釣り方です。テトラポットや防波堤のヘチなどを狙います。今回は宮城県の探り釣りを紹介したいと思います。宮城県に限った釣りではなく、全国で楽しめる釣りですが、宮城県は根魚の宝庫となっており、特に南三陸方面や石巻方面は岩礁地帯が点在する防波堤が多く気がるに釣りができます。磯じゃなくても50cmアップのアイナメが釣れたりします。主なターゲットは、アイナメ、クジメ、ベッコウゾイ、クロソイ、メバル、ヨロイメバル、ギスカジカなどぱっと思いつくだけでもこれだけの根魚を狙えます。シンプルな仕掛けと餌で何がかかるか分からない、ワクワク感ある釣りが楽しめます。

あなたはブラー派?ブラクリ派?

「探り釣り・穴釣りがしたいです!」と釣具屋に足を運ぶと、ブラーやブラクリなどの釣具が紹介されると思います。これは好みの話なので何でも良いと思いますが、筆者がオススメなのはブラーです。理由は色や重さの種類が豊富なのと針がだめになっても交換できるからです。筆者は光量が多い時にしっかり反射してくれる金色が好みで、小さい魚を狙うなら5g、大物狙いなら10g以上を使います。

餌はイワイソメが抜群!

餌はイワイソメというものを使います。宮城県だとマエバと呼ばれることもあります。イワイソメはアオイソメなどの餌と比較すると高価です。50gで1000円ぐらいするのでA5ブランド和牛なみかそれより高いですね(笑)しかしイワイソメは根魚がよく釣れるのでオススメです。また餌は1本掛けではなく数センチに切りながら使用するため、餌の減りは思っているほど少ないです。またこれは主観ですが青イソメよりフグの餌取りを軽減できるような気がしております。

イワイソメの付け方
イワイソメはハサミがあると便利です


イワイソメはまず硬い頭をカットし、カットした部分から針りを通します。餌が曲がらないよう適度な場所で針りを外に出しますジグヘッドにワームを通す感覚ですね。通し終わったら1cmほど垂らしカットしましょう。たらしがないと食い気が下がりますし、たらしすぎても針りががかりしにくくなります。

釣り場選び

穴釣りや探り釣りで重要なのは釣り場選びです。簡単にチェックリストをまとめてみました。

  • 釣り場全体が岩礁地帯であること。砂地や泥地はカレイ釣りなど良いですが根魚を狙うなら避けましょう
  • なるべく水深があること
  • 仕掛けを落とした時にごつごつと感覚があるとGoodです。たまに根がかりするぐらいが丁度いいでしょう
  • 潮が動き出した時に流れや渦ができる堤防の先端など

探り方・釣り方

釣りの仕掛け、餌・釣り場選びが終わったら、いよいよ釣り開始です。ヘチや隙間を入念に探りましょう。たまに重りがストンと落ちる場所があります。それは岩と岩の隙間に入っているので魚がかかる確率が上がります。根がかりを恐れず積極的に攻めましょう。

当たりがあったら次に難しいのは合わせるタイミングです。コツコツと小さい当たりなら探りを止めずそのまま動かしましょう。仕掛けごと引っ張られるような当たりなら、針をくわえている可能性が高いので竿をあげて合わせましょう。タイミングあえばヒットします。

魚がヒットしたらなるべく遊ばずスムーズに上げましょう。岩礁地帯は根に潜られる可能性が高いので潜られるまえにあげちゃいましょう。潜られた場合はそのまま放置しておくと出てくる可能性があります。

色々な魚が釣れます!

本当にいろんな魚が釣れるので楽しいです。宮城県は年中この釣りが楽しめます!ただ日中の食い気が下がる、低水温期は夜がオススメです。

アイナメ

クジメ

クジメ

メバル

メバル

アナハゼ

アナハゼ

その他気をつけたいこと

  • 根がかり覚悟なので仕掛けは多めに持っていきましょう
  • 思わぬ大物がかかることがあるので、タモは必ず持っていきましょう
  • 根ズレが激しいので太めのリーダーをいれましょう

根魚は美味しい

根魚はどれを食べても、とても美味しいです。お刺身、煮付け、塩焼きなんでもいけます。筆者はメバルの炊き込みご飯が好きです。身が柔らかくご飯に魚の味が染み込み最高です。釣って楽しい、食べて美味しい宮城の釣りをぜひ堪能ください。

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