【12月-4月が狙い目】真冬の宮城でアイナメが爆釣する条件

1月から3月は低水温となり、どこの釣り場も魚の食い気が落ちるシーズン。せっかくの休日に釣りに行ってボウズということもあると思います。私は毎年1回は東北太平洋側に夜のアイナメ釣りに行っています。1~3月は食い気が落ちるどころか爆釣なんていうことも珍しくありません。またアイナメに限らず、ソイ、ドンコ、メバル、アナゴなんかも一緒に釣れたりするので結構楽しめます。アイナメが爆釣するにはいくつか条件があるのですが、これを知らずに苦しんでいる方が多い印象なので紹介したいと思います。

動画でも解説しました

https://youtube.com/watch?v=z1ReszHRsC8

アイナメが釣れる条件

真冬の夜であること

特に1~3月が狙い目ですが、12月と4月にも結構釣れた経験があるので水温が10度前後を下回っていれば大丈夫かと思います。2月は鱈も釣れることがあるので特にオススメです。

  • 12~4月が釣れる!とくに1~3月がオススメ
  • 防寒着は必須!お湯を沸かせる物があるとなお良い。寒い日に食べるカップ麺はうまい!

月明かりがあること(例外あり)

夜釣りだと月明かりがある日はあんまり良くないと言われることがありますが、アイナメの場合は逆で月明かりがある日は特に釣れる印象があります。月明かりがない日は釣れないのかというと、そんなことはなく常夜灯がある堤防付近や本当に真っ暗な場所でも釣れます。しかも新月の時に釣れるアイナメは基本大きい印象があります。50cmアップが周りで釣れていたときも新月でした。30cm以上のアイナメが投げる度に爆釣みたいなのは、満月のときが多い印象です。

  • 爆釣・数釣り狙いなら満月!(もちろん大きいのも釣れます)
  • 暗い日は常夜灯がある堤防がオススメ
  • 暗い場所でもヒットするので、明るい場所・暗い場所両方投げ分けして色々試すのが重要
  • 新月は満月ほど数は望めないが、大きいアイナメがヒットするチャンス!干潮前後が良さそうな印象

時間帯

夕方から0時までに釣れるという日もあれば、朝マズメ付近で釣れるということもあります。一晩寝ずにやるのがベストだったりしますが、寒さや眠気に耐えられない人もいるかと思うのでオススメプランを紹介すると、夕方ちょっと前に入り明るいうちに釣りの準備夕方ぐらいから釣りを始め0時ぐらいにはやめる。もちろんその日の潮や月の上がり方、天候などの状況次第でいろいろ変わることがありますが、眠さ寒さの両方のピークが来る前にやめるぐらいがちょうどいいかなと思います。特に帰りの運転はかなりの睡魔に襲われると思うので安全第一で休憩しながら帰りましょう。

  • 真冬の夜であれば一晩中釣れ続けるチャンスはある
  • ご自身の都合に合わせた釣行計画を!安全第一に!

凪ではなく波っけがあること

これも必須ではないのですが、ベタ凪よりは波っけがある日のほうが釣れる印象です。昼間でも強風時にアイナメが釣れたなんてことがあると思いますが、夜でもその傾向がある印象です。ベタ凪だと全く釣れないということはないので、安心してください。また干潮時は浅瀬に波が立ちやすいので、そういうところに投げるとよさそうです。私が以前釣った大型のアイナメもそのような場所で釣れました

  • ベタ凪よりは多少荒れていたほうが釣れる
  • 干潮時は波が立つところがあるので、その周辺を探る

オススメ仕掛け、餌、誘い方

オススメの餌と付け方

オススメの餌はユムシとイワイソメです。1匹の単価は高いですが、皮でも充分釣れるので餌持ちがいいです。イワイソメはカットして使います。ユムシ、イワイソメ両方ともアイナメの好物なのでよく釣れます。もちろんアオイソメでも釣れないことはないので、手に入らなければアオイソメで大丈夫です。サバ、サンマ、イカなども餌となります。どれを選ぶかは好みですが、その日の状況が分からないので最低2種類の餌を持っていくとよさそうです。ユムシ&イワイソメのように虫エサと虫エサ以外の組み合わせがオススメです。

オススメの仕掛け

シンプルなもので大丈夫です。オモリと針が直結でもいいですが、私がよくつかうのは自作天秤+針+オモリです。ハリスはフロロカーボン7号か8号、長さは60cm~100cmぐらいです。オモリは20~35号をよく使います。

狙い目

アイナメは基本は根を攻める釣りです。堤防からアイナメを狙う場合主に2パターンあります。

堤防の基礎を狙う

基本砂や泥地が広がる場所でも堤防付近は建設するまえにテトラポットなどの基礎を入れることが多いです。この基礎が長い年月を重ねアイナメの居付きあるいは回遊ポイントとなります。

まずは軽く遠投し砂や泥地帯に仕掛けを投入します。そこから堤防の基礎まで仕掛けを戻します。コツコツと根の感触がでたら、誘うのやめそこで当たりを待ちます。こうすることで根がかりを大幅に軽減しアイナメを狙えます。どれだけ遠投しても根があるような釣り場はこの釣り方ができませんが、そういう場所はアイナメの魚影が濃いのでオススメです。根がかり連発しますが・・w  ドンコやアナゴが釣れる場合はアイナメポイントに入っていない可能性が高いので根を責めるように意識しましょう

遠くの根を攻める

遠くのほうで波っけがある、崖がありそのまま小さい磯になっているようなポイントがあれば遠投し積極的に根を攻めましょう。そういう場所は上で説明した堤防の基礎よりも大型のアイナメがいることが多い印象です。根がかりは多いですが、釣れる可能性も高まるので2本以上竿を出すのであれば1本は投入しておきたいです。

※ただし投入後即根がかりするような場所は何度も仕掛けを失い、釣りにならないので避けましょう

投入後は仕掛けをなるべく動かさない

根に入っているのであれば、投入後は下手に探らずそのまま静かに竿を置きます。糸ふけが起きた場合は、海底にある仕掛けが動かないようにリールを優しく巻いてあげましょう。

根がかりして仕掛けが無事とれたとき、焦らず一度はそのまま放置してみる

根がかりポイントは基本魚がいます。根がかりが取れたときそのまま放置してみましょう。予想外の結果が待っているかもしれません。しかし餌がなくなっていたり、針やラインが切れている可能性もあるので長時間放置は厳禁です。5分ぐらいしてあたりがなければ回収しましょう。

かかったら基本ゴリ巻き

根が多いのでかかったら基本ゴリ巻きです。ゴリ巻きして切れるようなラインは使わないようにしましょう。また竿をあおりすぎるのもよくないので、なるべく一定のテンションでゴリ巻きします。