釣り遠征に適したロッドケースの選び方を解説したいと思います。私は年10回以上の長距離遠征、数週間から1ヶ月の離島滞在遠征などをしています。移動手段は飛行機、船、新幹線と多岐にわたります。これまでの経験で得た知見や感想を紹介していきたいと思います。
何より仕舞寸法が大事!160cmぐらいがちょうどいい
まず自分のロッドが入らなかったら話になりません。メーカーのカタログには仕舞寸法という表記ががあります。その寸法が自身が持っているロッドの長さ(分解時の仕舞寸法)が適合しているかチェックする必要があります。ショアジギング用のロッドや底物の竿は1辺の長さが長い物が多いので必ずチェックしましょう。
後述解説しますが、メーカーも飛行機移動や配送を考慮した設計にすることが多く、160cm以内のものが中心となるので仕舞寸法160cmまではいれば大概の竿が入ると思います。
仕舞寸法が表記されていないものは1辺の長さを見るといいんですが、注意点としては外寸ではなく内寸を見ること。また外寸の長さから1cmひいたものが最大仕舞寸法であることが多いです。
1辺の長さが170cmを超えるとヤマト運輸はNG
ヤマト運輸は合計200cmまでの荷物を扱ってくれますが、1辺が170cmを越えると取り扱ってくれません。佐川急便なら飛脚ラージサイズ宅配便(3辺合計260cm以内)というものがありますが、営業所の数や支払手段、アプリの利便性を考えるとヤマト運輸を使うことが多いためロッドケースのために佐川急便にすることはあまりないです。またロッドケースは180サイズになることが多く、送料が6000円をこえてくるため、よっぽどのことが無い限り手で持っていくことが多いです。
飛行機移動が多いなら1辺180cm未満に抑えるのが無難
飛行機移動は3辺の合計203cm以内なら大丈夫!と言いたいところなんですが、飛行機の機種毎に最長辺があります。主要空港をつなぐような便は大丈夫だと思うんですが、釣り遠征となると離島に行くことも多く機種によってはこの長さを超えてしまいます。プロペラ機などは180cm以内になることも多いので、180cm未満に抑えるのが無難です。ANAのページにQ4A/Q84(デ・ハビランド・カナダ DHC-8-400)というプロペラ機の機種が最長辺180cmまでと表記されてます。
注意点としては、ANAで予約してもソラシドエアなどのコードシェア便で就航するケースがあり、そちらのホームページに記載されている機種を確認する必要があります。ちなみにソラシドエアはBoeing737-800という機種でANAのページで確認すると320cmまで大丈夫ということが分かります。
ANAによく乗る人は注意(2026年5月19日以降)
3辺(縦、横、高さ)の合計が203cm以内なら預け荷物として無料範囲だったのですが、3辺(縦、横、高さ)の合計が158cm以内を越えると5,500円の超過料金がかかるようになるとかなり厳しい基準となります。この値段でもヤマトや佐川急便で送るよりまだ安いのですが、乗り継ぎが1回でもあると片道1.1万円とかなり高くなります。持って行くロッドケースを考えるか、ANA以外の飛行機を検討する必要があります。
逆に203cmをちょっと超えてしまうロッドケースを持っている人は開きなおっていいかもしれません(笑)
ロッドケースへの本音
ここからは多機能なロッドケースやシンプルなロッドケースを使ってきた感想を書きます。あくまで個人の感想ですので、参考程度にしていただきご自身のスタイルにマッチしているものを選ぶことをオススメします。
収納はあまり必要ない
ロックショアを中心にしたロッドケースなどは収納や仕切りと利便性をあげるものがありますが、個人的には必要ないと感じています。この仕切りがなければもう少しロッドが入るのになぁと思うこともありました。ロッドをちゃんと束ね、中で圧迫しないようにすればよっぽどのことがない限り破損はしません。
外側のポールポケットはあまり使わない
ギャフやタモ用のポール(玉の柄)を収納するものがいくつかありますが、外に剥きだしだとそれこそカーボン製のポールにダメージを与えかねません。飛行機や配送時に剥き出しの状態で送るのもしたくないので使うシーンが限られるなと思いました。車移動が中心で、渡船でも安全な場所にあれば問題ないと思います。
3kg未満がいい
2kg台ならまだいいですが、ロッドケース自体が3kgを超えロッドを入れるとさすがに重くなります。私は4kg超えのロッドケースを所持していますが、瀬渡しの際周りの方が重く感じたり、飛行機の預け荷物にも多少なりとも影響することを考えると3kg未満のものが無難かと思いました。
ロッドケース2つ以上あると便利
持っていきたいロッド、運送会社や飛行機事情に合わせてロッドケースを選択できるので安めのロッドケースを2つほど持っておくのが一番いいんじゃないかなと思いました。オススメの組み合わせは150-160cmまで収納できるロッドケースと160-180cmまで収納できるロッドケースの組み合わせです。1つ3-4万円のロッドケースを1つ買うよりも、数千円から2万円以内のロッドケースを2つ持っておくほうがいいなと感じました。
DAIWAからよさそうなロッドケースが発売されてた
2025年にDAIWAから良さそうなロッドケースが販売されていたので、早速購入しました。購入後の感想はまた別の機会に書きたいと思います。
商品名:ライトロッドケース(D)
モデル:ライトロッドケース 175W(D)ブラック
良いところまとめ
- 1辺の長さが180cm以内!収納竿仕舞寸法目安が175cmと表記
- 仕舞寸法~175cm(11.5ftセンターカット2ピース) 4~5本が収納
- クエ竿やプラッキング用のショアジギングロッドも余裕で入る
- メーカー価格が15,500円で実売が1万円ほどと比較的安価
- 自重が2.7kg
速報: 180cmこえてた・・
たしかにWeb公式には外寸175cm以上の表記だったのですが、届いてメジャーを充ててみると183cmぐらいありました(笑)公式ページのミスかもしれないですね。まぁそれでも大体の飛行機はOKなので、とりあえず使ってみようと思います。
ちなみに、クエ竿、ギャフ柄x2本、ショアジギング用ロッド(2ピース)x1、ぶっこみ釣り用3本並継ぎロッドx1が入りました。最低限クエ釣り遠征するには充分の容量です。
さいごに
いろいろ書きましたがロッドケースはピンキリです。ご自身のお財布事情に合わせて安いロッドケースから試すのがいいと思います。ご自身にあったロッドケースが見つかったらとても嬉しいと思います。時間もお金もかかりますが、ロッドケース選びも釣りの1つの楽しみと捉えご自身の釣り遠征スタイルを快適なものにしていってください!

