釣り人なら1度は夢見る離島釣り生活。私も何度か移住したいと思ったことがある一方で、数週間から1ヶ月にわたる離島生活を経ていろいろ見えてきたものや地元民の本音など、もろもろまとめていきたいと思います。
離島に住むメリット
釣りが行きやすい。これに尽きると思います。しかも場荒れしていないポイントに行けば、釣果に恵まれる可能性も高いでしょう。何度も同じ釣りをすれば自分なりのパターンや研究結果などが見えてきて、学びも大きいと思います。さらにSNSなどで釣り生活を発信していれば、釣具のレビュー依頼などもあるかもしれません。釣り具メーカーは、いつでも試せる環境にいるテスター(できれば宣伝効果ある人)を欲しています。自分が好きな釣具であれば一石二鳥と言えるんではないでしょうか。また、釣りYouTuberなどをされている方であれば釣り動画が量産しやすくなるのも大きなメリットだと思います。実際五島列島に移住しているor移住を検討している釣りYouTuberを何人か知っています。
一時的な離島滞在をして見えたメリット
私の場合、数週間〜1ヶ月ほど仕事しながら離島滞在することがあるのですが、釣り遠征前後のパッキングの回数が減る、飛行機やフェリーの移動時間や費用が減る、釣り前後の片付けが楽といったことがハッキリ分かったのが大きかったです。あっちこっちと遠征するよりも、ある程度腰を据えて釣りに行ったほうが費用面でも時間的にもメリットが大きかったです。
離島に住むデメリット
メリットもあればデメリットもあるということで、ここからは地元民の本音などを交えつつ紹介していきたいと思います。
釣具が手に入りにくい&荷物が届くのに数日かかる
離島にもよるんですが、欲しい釣具がすぐ手に入らないということが多いです。またネットで買おうとしても本土の様に翌日〜2日後にくるのはほぼなく、最低2−3日かかります。貨物船の往来が1週間単位の場所であればもっとかかりますし、悪天候で引き返すなんてこともあります。釣具に限った話ではなく、日用品や食品なんかも該当します。
交通手段や天候の都合で仕事の予定が組みにくい
仕事など本島との往来が頻繁な人にとっては、船や飛行機の欠航リスクなどを考えると予定が組みにくかったり急遽キャンセルなんてこともしばしば発生します。特に冬期は悪天候リスクが高く、比例して欠航率も高くなります。ほとんどの人はオフシーズン時の離島の実態を見ていないことも多いので注意が必要です。またこれは釣りも同じで、離島に住んでいるのに釣りに行けない、水温が低すぎて釣れない。といったことも考慮しないといけません。
信頼できる医療機関が少ない
島民の方がおっしゃるには医療機関は信頼できないらしく、症状によっては本島まで出向くらしいです。また出産はできないので、一時的に本島に入院なんて話も聞きます。
仕事の選択肢が限られる
現代ではネットでもお金を稼げる時代なので、「島移住=転職」ではないですが、移住先での仕事の選択肢は限られます。一次産業、介護、医療、観光関連、飲食、地域おこし協力隊、あたりになると思います。自分にあった仕事が移住先にあるか、募集しているかを確認するか、自分だけで稼げる仕組みを作ってから移住するのが無難かもしれません。
いい意味でも悪い意味でも地元密着コミュニティ
島にもよりますし、同じ島でも集落によって異なると聞きますが、予想年収に応じた町内会費があったり、行事ごとやイベントごとへの協力、草刈りなどの手伝い(欠席や遅刻は罰金があることも)などがあったりするみたいです。また島は狭いのですぐ噂が独り歩きすることもしばしばあるみたいです。私が体験したことではないので、これ以上は書きませんが「郷に入ったら郷に従え」という言葉通りの実態があることも加味したうえで移住先を考えたほうが良いでしょう。
車は必須
当たり前ですが自家用車は必須となってきます。狭い道なども考慮するなら軽自動車、対馬や奄美大島など広場島の場合は普通車と状況に合わせて購入できると良さそうです。個人的には軽バン一択ですねー。
そもそも離島移住が難しいことも
島にもよるんですが、そもそも住む場所が見つからない問題が大きいです。それこそ地元民と念入りに交渉するか、仕事と一緒に住居を手に入れられるコネを見つけるか工夫する必要があります。
離島移住するうえで必ず抑えておきたいポイント
以下のような観点でどの程度このポイントを捨てられるか?あるいは最低条件として残したいのか、自分の生活や仕事のスタイルなどで決めると良いでしょう。
- フェリー、ジェットフォイル、飛行機などの交通機関
- 本島へ頻繁に行くかどうか
- 交通機関が往来する頻度
- コンビニの有無
- ホームセンターや釣具店の有無
- 飲食店・ジム・娯楽施設などの有無
- オールシーズンで釣りが楽しめるか
- 地元コミュニティに抵抗がないか
- 仕事・お金問題を解決できるか
- 荷物が届く周期
- 1年間を通じた欠航率
- 狭い島や郷内での噂話などの抵抗
